「半分、青い。」ネタバレ感想35話（第6週-叫びたい5/11）
出典：NHK公式サイトより
屋根裏から聞こえた音は ネズミが走り回る音だった。 すずめは片側しか耳が聞こえない為に、いきなりの音を判別するのは困難らしい。 岸本は、そういう事もあるのか…と思う。 そしてすずめは、自分の耳が聞こえない事を伝えずに、この仕事場に来てしまったことを岸本に謝る。 岸本は、ここは健康診断もないしね、と。 すずめは岸本に、就職試験を13社落ちた事を話す。きっと自分の耳のせいだと。 秋風にも、自分の左耳が聞こえない事を話さなければ…と岸本に言うが、岸本は 秋風に…？と浮かない表情をする。
オフィスに戻ると、秋風とスタッフ全員がグッタリした様子でそれぞれの場所で寝ていた。 原稿の締め切り近くにはいつもこんな状態だそうだ。 岸本が秋風に すずめが話があると伝える。 秋風はすずめの方を見て、誰？と。 昨日会ったのに もう忘れてる…。 忙し過ぎて記憶がない？
秋風が話を聞こうとすると、気を使ったすずめは今じゃなくて大丈夫です…と言う。 秋風 スタッフ達は、各自の部屋に戻っていく。
すずめは岸本に 仕事を教えてもらい忙しく動いている。 すずめがこれからやるべき事を事細かに教えられ、大変そうだ。 メシアシ、すずめは、ご飯を作るアシスタントだと言われる。
しかしメシアシは幅広い! 以前 秋風が可愛がっていた動物までにも、食事の用意がされる。 しかも、動物別に ご飯の種類も違う…。
秋風が、ボクテ・ユウコに原稿を書く基本を教えている頃、岸本とすずめが現れる。 そしてすずめがまた、秋風に使えていなかった、左耳の事を話すと…。
秋風はすずめの話には全く動じない。ハンデとされるような事でも、秋風はそうとらわれない人みたい。 きれい事などではなく、自由だと言うこと、かな…？
ポカン、と口を開けているすずめにボクテは 『先生はすずめに言ったことは、本気だょ』と。 秋風の作る作品は、秋風の全て。 本気で仕事、漫画を描いているのですね。 ボクテが、ゲイの僕でも 先生は雇ってくれていると。
すずめは生きて来た中で、片耳が聞こえないことをハンデと思い、そう思われてきた。しかし、ここ秋風のオフィスでは それはハンデじゃない、どんな自由でも自分、そして自由だ、という思いがあることを、始めて知る。 その晩、すずめはお母ちゃんに電話でその事を伝える。 お母ちゃんも喜ぶ。
1週間後、律の東京のアパートへ引っ越してくる。
律の母ワコは律の引っ越しの手伝いで東京へ来ていた。 律の大学の入学式にも出たらしい。
ワコは、律が一緒ち連れてきた 亀 フランソワに、律が悪いことしないように見張ってて、と独り言のようにいう。 律はそれはないょ、とワコに反抗するが、ワコは私はあなたの母を20年もやっているから、自分の息子が何を考えているか分かる!と断言する。 律は東京の人のふりをして遊び回るんだ！と。 そして、律にも話していなかった 律のアパートは、なんとすずめが住んでいる部屋と近所なのだそう。 すずめの母ハルと相談してそうしたと。 それを聞いた律は、またすずめと一緒なのか？と何故か残念がる。 しばらくは自分の電話番号をすずめには教えまい…と思う。
