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過保護のカホコ 5話のあらすじと感想

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出典:日テレ公式サイトより

過保護のカホコ 5話のあらすじと感想

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過保護のカホコ 5話のあらすじ

昨晩、家を出た正高(時任三郎)は朝になっても帰らなかった。
正高は実家に戻っていた。

泉(黒木瞳)は正高のことを許さないとカホコにも連絡を取らないようにと釘を刺す。


カホコは麦野(竹内涼真)と仲がいいが泉はそのことが気に入らない。
それでもカホコは「初くんはいろいろ知らないことを教えてくれる」と悪びれる様子はない。

大学でカホコは昨晩のことを話す。
それでも麦野にとってはカホコ家のことは幸せなエピソード。
麦野の父は幼い頃に亡くなった、母の行方は分からないがどこかで男と暮らしているという。
そんな麦野に「お父さんとお母さんに愛されてなかったの?」とデリケートなことを聞いてしまうカホコ。
カホコは父にメッセージを送り「カホコは過保護だと思う?」と聞く。
父からはそう思うと返信、もちろん自分にも責任があると言った。


翌日、カホコは麦野に父のことを相談するが「ほっとけ」という。
なんならその方が箱入り娘をやめることができるかもな、と冗談交じりに言った。
そして、バイトでもしてみたらどうかと提案する。

早速、カホコはアルバイトを探す。
そして、バイトをしてみたいと母の泉に申し出るが泉は「麦野くんに言われたの?」と怪訝な表情。
そして、渋々だが了承した。
バイト探しにも泉が同行しあれこれ口を出す。
結局、家の近くの学童保育でアルバイトをすることになったカホコ。

泉は心配でカホコのことを影で見ていた。
そして、ちょっとしたことで転んで泣いてしまった女の子に声をかけるカホコに見かねて自分がお世話をしてしまった(笑)

泉はそんなカホコに「子供相手でモンスターペアレンツに睨まれたら大変だ」とバイトに難色を示した。


そんなとき、糸(久保田紗友)が補導された。
出会い系で知り合った男と揉めていたところを補導されたという。
糸は両親に謝るでもなく「両親のことをつまらない大人」だと見下した態度を取った。
そして、その場に居合わせたカホコにも口を出すなと恫喝するような態度をとった。

翌日、カホコはそのことを麦野に相談するがあいかわらず「ほっとけ」という。

そんな話をしていると、麦野がなぜか大切にしている赤い使い切った絵の具を見つける。
どうして大切に持っているのかと尋ねるが麦野は「もう捨てていい」とカホコにその絵の具を捨てるように言った。

カホコは色々なことがあり祖母の家に寄った。
そして祖母にみんなが幸せになるにはどうしたらいいのかと相談する。
祖母は「少し大人になったみたいね、そのカホコが好きになったひとのおかげね」と喜んだ。
カホコは麦野にも何かしてあげたいと言うと祖母は「お弁当でも作ってあげたら」と提案した。
カホコは料理ができなかったというと「おにぎりなら作れるでしょ」とアドバイスした。

そして、母からのメール
「何時に帰る?」としつこくメール
カホコは「遅くなるから迎えはいらない」と断った。

祖母の家でおにぎりを作るカホコ。
祖母はカホコの母泉に電話をかける。
そして、「そろそろ子離れしたら?」と話す。


正高(時任三郎)はあいかわらず実家にいる。
カホコがやってきて「家に帰ってきて欲しい」という。
カホコももう少し大人になるからと言った。
ただ、寄るところがあるから先に帰っていて欲しいと言い残しカホコは祖母のところで作ったおにぎりを持って麦野ところに向かった。

麦野はアルバイトの休憩中で川原で休んでいた。
カホコは麦野のところに行き、おにぎりを差し出すが麦野は「おにぎり嫌いだから」と食べなかった。
そして、カバンからパンを取り出したときにまたあの「赤い絵の具」が出てきた。
捨てたはずの「赤い絵の具」
「赤い絵の具」は母が買ってくれたものだという。
ところがある日、麦野が眼を覚ますとテーブルの上におにぎりと「ごめんね」と書いた手紙があったと言う。
その後は施設に入り、奨学金をもらって大学に通っている。

そんな麦野の話を聞き、カホコは母親を探したらどうかと提案するが麦野はその必要はないという。
それでもその「赤い絵の具」を持っているのはいつか会いたいと思っているからじゃないかと言うカホコ
その言葉を聞き麦野は絵の具を川に投げ捨てた。

そんな麦野の態度にカホコは川に入っていった。
そして麦野が投げた絵の具を探し始めた。

もういいという麦野にカホコはこんなの初めてだと言った。
みんなに幸せになって欲しいのに何にもできない自分のことが情けない、悔しい、苦しいと訴えた。
そして、また絵の具を探し始める。

麦野はそんなカホコを放っておけない。
カホコを抱きかかえ川から連れ出した。


正高(時任三郎)は家に帰ってきた。
カホコはまだ戻っていなかった。
先日のことを妻の泉(黒木瞳)に謝ろうとするがそのときカホコが帰ってきた。
カホコは麦野といっしょだった。

泉はびしょ濡れのカホコを見て麦野のせいだと言い、もう近寄らないで欲しいと言うが麦野はまたカホコと会いたいと言う。

そして、いつも目が離せない危なっかしいところがあるけれど自分が思っている以上のことをしてくれる。
両親がカホコのことを大切に思う気持ちも分かる。
カホコとちゃんと交際したいと思っていると告げた。

そして麦野は帰っていった。
カホコはびしょ濡れ、早く着替えるようにという母に話をする。
これからは自分のことは自分でする、朝も自分で起きる、弁当も自分で作る、駅までは自分の足で歩いて行く。
そうしないとちゃんと大人になれない気がすると、伝えた。

その言葉を聞き泉は自分の部屋に戻る。
ほどなく部屋から出てきた泉は家を出て行った。

過保護なカホコ 5話の感想

最後の麦野とカホコのやりとりは本当にいいシーンでした。
カホコが自分の無力さに苛立ち、みんなのために何かしたいのに何もできないというもどかしさ。
本当に高畑さんの演技は素敵です。

一方、やや粗い感じの麦野くんもどんどんカホコの魅力に惹かれています。
次週予告では「ちゃんと付き合おう」と言うシーンがありました。
カホコは本当に素敵な子です。

それにしても泉の過保護ぶりは度が過ぎます(笑)