さくらの親子丼 1話あらすじと感想「貧しい兄妹と親子丼」
出典：東海テレビ公式サイトより
さくらの親子丼 1話あらすじと感想「貧しい兄妹と親子丼」
さくらの親子丼1話のあらすじ「貧しい兄妹と親子丼」
古本店「九十九堂書店」を営むさくら（真矢ミキ）はお腹の空いた若者達に親子丼を振る舞っている。
若者達はタダで親子丼を食べられると言うこともあり時々訪れてくる。
ある日、話を聞いたあざみ（吉本実憂）は友達と訪れる。
そこで食べた親子丼はとても美味しかった。
その後、再び訪れたあざみは男友達と店で暴れる。
それでもさくらの親子丼の味が忘れられなかったあざみは再び店を訪れる。
そこで同じく親子丼を食べていた常連の達矢（今井悠貴）に身のうえ話をする。
その話は母親の話、あざみの母親はあざみが1歳の時にファミレスでアルバイトの高校生をナイフで刺してしまったらしい。
その高校生が実はさくらの亡き息子
その話を聞いてしまったさくらは息子のことを思い出す。
そしてこんな残酷な偶然があるものかとあざみとの接し方に悩んでしまう。
そんなとき、達矢の妹がかねてから目指していたアイドルのオーディションで見事に合格する。
そして契約となるのだが達矢はまだ未成年と言うこともありさくらが後見人として契約に立ち会うことに。
達矢は実は父親を殺していた。
事情はまだ分からないがその罪で服役をしていた。
今はまじめに働いてはいるが妹がアイドルとして成功するためにはそのことは伏せておきたいというのが事務所の考え。
父は病死で、兄の達矢も亡くなったことにしたいとの申し出に驚きさくらは反発するが達矢は妹のために了承した。
契約金として渡された100万円に驚きながらも達矢は身を引くつもりだ。
さくらは納得がいかない。
達矢の父親は酒癖が悪く母親に暴力をふるっていた。
そして、妹にも性的な虐待を行っていた。
そんな父親を刺したのだ。
さくらは行きつけの居酒屋で悪酔いし、憤る。
そんな折り、妹がプロダクションから逃げ出してきた。
兄の達矢を死んだことにはできないと言う。
そんな妹を追ってきたプロダクションの社長。
社長は強引に妹を連れ去ろうとするが達矢はカッとなり鉄パイプでプロダクションの社長を殴ってしまう。
結局、達矢は逮捕されることに。
逮捕される前、さくらは親子丼を食べさせ、あなたが帰ってくる場所はここだと励ました。
「親子丼作って待ってるから」と達矢を送り出した。
達矢は逮捕された。
そして妹は児童養護施設に入りアイドルになるという夢は絶たれた。
達矢の逮捕に涙を流すさくら。
あざみは数日前からさくらの家で寝泊まりしていた。
さくらの家は親子丼は食べさせるが「泊まらせない」というルールがあった。
しかし、あざみは敵対する不良達に暴行を受けやっとの思いでさくらの家の前までたどりついた。
身寄りの無いあざみをケガが良くなるまでの数日だけという約束で面倒見ていた。
あざみはそんな一連のさくらの姿を見て「こんなに正直で信頼できる大人に初めて会った」と思っていた。
「さくらの親子丼」1話の感想「貧しい兄妹と親子丼」
1話ではさくらの人となりが分かりました。
そして、さくらがどんな思いで親子丼を食べさせているのか。
さくらのところに来る若者達は少なからず世間では「不良」と呼ばれるような若者達
しかし、そんな若者達も好きで素行が悪いわけではない、少なからず親との関係がうまくいかずに行き場がなく素行が粗くなってしまっているものもいる。
そんな子供達に「親と子が一緒に入っている親子丼」を食べさせ親子の暖かさを気付かせたいという思いがある。
かといって押しつけがましくすることなくそっと親子丼を食べさせる。
さくらの親子丼を食べたものは名簿に名前を書くルールがある。
そうしてさくらは若者達を見守る
それにしても真矢ミキさんの演技は圧倒的だなと感じました。
元宝塚としてはどちらかというと天海祐希さんの方が好みだったのですが今回のこのドラマを見て真矢ミキさんのイメージがかなり変わりました。
「あきらめないで！」のイメージが先行していました（笑
吉本実憂さんも最近の活躍がめざましいですね。
これから吉本さん演じるあざみとさくらの物語が進展していくことでしょう。
さくらの息子を殺したのはあざみの母親.....どんな結末に向かっていくのでしょうか？
そんな物語を軸に基本的には1話完結な物語が展開されることでしょう。
